「今」を大切にする時間と場とかかわりを (副島賢和さん)

子どもは本来、今を生きる存在です。

水たまりがあったら、バシャバシャと入ります。
きれいな虫がいたら、しゃがみこんでじっと見ます。
自分の願いに従って行動する機会。
それが子どもにとっての「あそび」です。
その時に心のエネルギーがたまります。

でも…お洋服汚したら迷惑かな。道の真ん中は危ないかな〜とそれをしない子どもたちが「偉いね。いい子だね」と褒められます。必要な時もありますが、そればかりでは心のエネルギーは枯渇してしまうでしょう。

実は、大人もそうですよね。しんどい時ほど今を大切に過ごしていませんか?
子どもも大人も「今」を大切にする時間と場を一緒に過ごしていただけたらと思うのです。

 

 

副島 賢和 さん

昭和大学大学院 准教授
昭和大学附属病院内学級担当

YouTube「あかはなそえじ・風のたより」https://www.youtube.com/watch?v=ndP0lIrhg8k