どうしてあそびは大切なのか、文字で書くって、とってもむずかしい。
あそびが、脳の発達やこころと身体の健康にとてもよいことで、自己肯定感やレジリエンスや社会的な力をつけるのに役立つ、というのはあたまでは知ってる。でもそういうのを言葉にしたら、なんだか空っぽになってしまいそうな自然さと偉大さが、あそびにはある。
真剣にあそんでいる2歳の娘の眼をじーーっとみていると、身体が・脳が・たましいが「いまここ」であまりにしっくり調和していて、とても、言葉にするのがもったいない。
どうしてか、理由や意味を言葉にしなくてもいい。でも、なんとなく、わかる。そんな時間を、いまこそ、だいじにしたいなぁと思います。
山口 有紗 さん
小児科専門医・子どものこころ専門医
子どもの虐待防止センター、こども家庭庁準備室などに勤務