「手を抜く遊びは遊びじゃない」。
私が勤めていた児童館では毎年「遊びのお祭り」であるとうきょうプレイデーを全力で楽しんでいました。遊びの前では大人も子ども関係なく、とにかくみんな無我夢中。オリジナルのTシャツを着て、ポスターを児童館中に張り巡らせ、五感を総動員して遊び尽くしました。
好きなことを好きなだけ真剣になってやる経験は、子どもたちの心を豊かにし、自分らしく生きるための「かけがえのない思い出」になります。子どもたちが可能性に満ちた未来を切り開くために、遊びを通して「夢中」を知る子どもたちがたくさん増えることを祈っています。
遊びで変われる人がいる。そう信じて。
一般財団法人 児童育成推進財団 事務局参事
水野 かおり さん