人々の生活のすぐそばに子どもの遊びがある大切さ(宮里和則さん)

「一人の子どもが育つには、村のすべての人が必要」というアフリカのことわざがあります。でも私は、「村の人すべてが育つには、子どもが村で遊ぶことが必要」と思っています。

自分の子どもでも孫でもない町の子どもを見守り、面白いと思い、大切に思う。そのことが人間としての共感力を鍛えていくのだと思います。責任はないけど愛がある。そんなおじちゃんおばちゃんが子どもの周りに増えてほしいと思っています。

2週間もかけあこがれの木に登った子どもが、「願いがかなった」と叫んだ時、拍手をしてくれたベンチに座っていたおじいちゃん・おばあちゃんたち。毎日ロープをかけ登ろうとして、途中で痛くなりあきらめていた日々を見守ってくれていたのですね。

子どもたちが町の人に認められ、町が好きになっていく。幸せの風景です。

 

 

宮里 和則 さん

NPO法人ふれあいの家ーおばちゃんち のおじちゃん

 

 

 

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