寝ているだけに見える新生児は、重力のある世界でのバランスのとりかたのレッスンを始めています。足をなめている赤ちゃんは、足を見つけて距離を測って手でつかみ、その感触を口で確かめています。物を投げている子も、つかんだ物を離すレッスン中です。
赤ちゃんの行動の全てがチャレンジであり学びです。その行動が少しずつ大きくなってくるのですが、チャレンジの時間を確保してもらっている赤ちゃんは、「自分のできること」を確かめながら、自分への信頼を積み重ねているなあと思います。
この時間を「遊び」や「学び」と捉えられる大人の中で、その子の感性や時間軸で見守れる大人が増えることが、今一番大切な事ではないかなと思います。
迫 きよみ さん
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